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鉄筋ガス圧接
エンクローズ溶接(旧神鋼エンクローズ溶接 KEN-SH法)
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業務紹介

エンクローズ溶接
この継手工法は、接合しようとする2本の鉄筋を所定の治具を用いて、所定の開先間隔と開先角度を保持しながら裏当材(セラミック)を装着した後、周期的に溶接入力を変化させつつ、一方向から連続的に炭酸ガスシールドアーク溶接を行い、鉄筋相互を接合する工法です。

接合する鉄筋の縮み代を必要とせず、治具取付けが容易で下図(施工可能な継手の位置)の様に狭い範囲での溶接が可能であり、もっとも適用範囲の広い溶接継手工法として改良を重ねてきております。 同様の施工状況に用いられる機械式継手に比べ、継手部の径が大きくならず、コストも比較的安価に施工できます。

※2011年7月1日現在



適用例
適用場所
鉄筋呼び名
建築 在来躯体工法における 柱・梁主筋継手 D25〜D41
先組み躯体工法における 柱・梁主筋継手 D25〜D41
Pca躯体工法における 柱・梁主筋継手 D25〜D41
誤損傷(柱・梁)主筋修復用継手 D25〜D41

PCa工法(梁)
施行可能な継手の位置


施工事例

平成30年5月某日

倉庫新築工事において、先組みによるエンクローズ溶接を行っています。

当社にとってCB工法取得後の初施工現場となりました。

品質も問題なく完了し、とても良い実績として残す事が出来ました。これからもどんどんお客様のニーズに応え当社の各継手工法を取り入れていきたいと思います。

平成29年5月某日

某病院新築工事において既存建物との取合部のエンクローズ溶接作業を行っています。

防風対策も行い品質には十分注意し施工しています。

この日の超音波探傷試験も全数合格で完了しています。

平成27年12月某日

倉庫新築工事にてクレーンの動線を確保するために後施工計画になっていた場所のエンクローズ溶接です。 予熱もしっかり実施し施工しました。

超音波探傷試験もすべて合格でお客様にも満足いただける施工ができました。

平成25年5月某日

小学校新築工事にてクレーン設置していた箇所の梁の取り合い部分をエンクローズ溶接しています。
数量はD22-12ヶ所/D25−48ヶ所でした。
火花が多く発生する工法ではありませんが、可燃物の養生に重点を置いての作業でした。
全数外観検査・超音波探傷検査も問題ありませんでした。

平成24年10月某日

ポンプ場改修工事にて資材般出入のため使用していたスラブ開口部を塞ぐ工事でエンクローズ溶接を行っています。数量はD22-56ヶ所です。
鉄筋を自ら寸法を計測し、精密切断しての作業ですが、出来栄えは良好でした。試験についても全数外観検査・超音波探傷検査も問題ありませんでした。

平成23年6月某日

30F建てマンション新築工事にて先組み工法梁 D32−約200ヶ所のエンクローズ溶接を行っています。
当日は20F超での施工のため、強風による品質への影響が懸念されましたが、防風設備を施しての作業に努めたため、外観検査も全数問題なし、超音波試験についてもNGなしで施工できました。

平成22年3月某日

既存建物と増築工事の取り合い部分でD29のエンクローズ溶接を行っています。
数量は約50か所程度でしたが、全数とも外観形状・超音波探傷検査も問題なく施工できました。




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